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国立大学法人 東京海洋大学

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「OQEANOUS PlusプログラムSTP2023」を実施しました

国際交流?留学 大学で学びたい方 在学生の方

 2023年724日(月)から86日(日)にかけて、OQEANOUS Plus(オケアヌスプラス)プログラムのSTP(ショートタームプログラム)2023を実施しました。

 本STPは、本学が推進している海洋分野の国際的実践教育プログラム「OQEANOUS Plusプログラム」(2021年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択)の一環として、5日間のオンライン講義及び10日間程度の2か国におけるフィールドトリップを組み合わせたサマープログラムであり、本学では博士前期課程の研究科共通科目「国際海洋科学技術サマープログラム」として2単位が付与されます。

 今回は、日中韓及びASEANのコンソーシアム7大学のうち5大学から計22名の学生が参加しました。(本学5名、上海海洋大学(中国)5名、韓国海洋大学校(韓国)6名、カセサート大学(タイ)3名、マラヤ大学(マレーシア)3名。オンラインのみは、上海海洋大学36名、カセサート大学4名、マラヤ大学15名)

 各大学の状況により、参加形態はオンラインのみ、もしくはオンラインとフィールドトリップ(韓国もしくは日本)と違いはあったものの、コロナ禍による渡航制限を経て、今年度ようやくコンソーシアム大学の学生がまとまって参加するフィールドトリップが実現しました。

 今年度のプログラムテーマ"Can marine science and fisheries science save the world from food shortages?" にもとづき、5日間の英語によるオンライン講義にてコンソーシアム全大学の教員から、海洋に関連する多様な専門分野(海洋エネルギー、水中音波伝搬、海運CO2排出、地理情報システム、海産物凍結方法と品質評価、海洋微生物、持続可能な水産養殖、ブルートランスフォーメーション、タイにおける水産養殖の現状、エビの免疫システム、細菌性疾患と抗生物質耐性、生物多様性等)について学んだ後、本学の学生は韓国へ渡航し、韓国海洋大学校の参加学生とともに、キャンパスツアー及び韓国海洋科学技術院や国立海洋博物館等の関連研究機関を訪問する等、韓国におけるフィールドトリップを経験しました。

 その後、日本において他のコンソーシアム大学の学生も合流して日本におけるフィールドトリップを実施しました。
日本では、皆で学生交流を深めつつ、いであ株式会社の研究所で企業見学と水質分析、水生生物分析及び毒性試験等の実習に加え、本学大泉ステーションをはじめ品川と越中島両キャンパスのラボツアーを行いました。

 最終日には最終報告会を開き、これまでの講義やフィールドリップの経験を踏まえ、コンソーシアム5大学の学生から構成される各グループは英語によるプレゼンテーションを実施しました。

 各プレゼンテーション終了後には教員から様々な質問が出され、各グループは答えに窮することがありながらも頑張って回答していました。

 終わりには各グループの発表どれも甲乙つけがたいものの、今年度のSTPのテーマに基づきもっともユニークな研修成果を発表したグループがベストプレゼンテーションに選出され表彰されました。

 本STPを通じて参加学生には今後も国境や文化を超えた学生交流を続けていくこと、また、これを機にOQEANOUS PlusプログラムのIJP(国際協働教育プログラム)やDDP(共同学位プログラム)といった長期派遣プログラムへの参加を考えるきっかけとなることが期待されます。


【韓国海洋大学校の練習船における操船説明】.jpg
韓国海洋大学校の練習船における操船説明

【韓国海洋科学技術院でのレクチャー】.jpg
韓国海洋科学技術院でのレクチャー

【いであ環境創造研究所での実習】.jpg
いであ環境創造研究所での実習

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OQEANOUS Plus STP最終報告会

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OQEANOUS Plus STPベストプレゼンテーションのグループ

【2023年8月6日OQEANOUS Plus STP集合写真】.jpg
202386OQEANOUS Plus STP集合写真

 

【参考】OQEANOUS Plus プログラム: https://www.g2.kaiyodai.ac.jp/oqeanous/

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